2011年2月13日日曜日

CP+2011

2月11日、パシフィコ横浜で開催されていたCP+2011に行ってきた。
以下、適当に記録として。

まずはキヤノンブース。
直前に発表されたEOS Kiss X5X50を前面に、各所に新レンズが配置されていた。


正直なところ、X50は質感が安すぎる。値段を考えてもちょっと厳しいと言わざるを得ない。ニコンだったらこの値段でももう少し上手くやるだろう。キットレンズはCPに定評あるEF50mm F1.8だが…APS-Cだと換算80mmだからね、ちょっとどうなのよ?という感じ。マニュアルフォーカスは軽すぎて操作しづらいし。

開発発表されたEF200-400mm F4 L IS USMエクステンダー1.4xもケースに入っての展示。値段的に手が出せるレンズではないだろうが…「見た目」は軽そうだった。


次はリコーブース。
最注目は、今秋発売予定のMマウント採用GXR専用拡張ユニットのデザインモック。これを待望していたユーザーは多いはず…だがフルサイズに出来なかったのが弱みか。マイクロフォーサーズ流行の影で生き残れるか…


そのマイクロフォーサーズを牽引するオリンパスブースでは隠し玉のM.ZUIKO DIGITALレンズ新製品が展示されていた。


続いてはソニーブース。
NEXシリーズでソニーデジカメ新基軸となったEマウント。その基本仕様を無償開示するというニュースもあり、賛同各社の参考見本が展示されていた。中でも異様な存在感を放っていたのは、NEX-VG10Zeiss Compact Prime CP.2の組み合わせ。アンバランスにもほどがある…


昨年11月に発表され、InterBeeでもお披露目されたPMW-F3


値段も値段だし、CP+の客層には畑違いなのか、展示一台でも余裕でいじることが出来た。しかし、フォローフォーカスなしでの展示はちょっと不親切。付属してるレンズが専用の設計なのに…ちょっと操作しづらい。接続されてるモニタもせっかくいいものだったのに。しかし性能はともかく、太っちょでカッコ悪いんだよなこのキャメラ…
InterBeeでも参考展示されていた、Eマウント・スーパー35mm CMOSセンサー搭載のNXCAM。まだまだモックアップの段階。


Aマウント・α中級モデルもスケルトン試作機が展示。


個人的に導入予定のクリップオンLCDモニターCLM-V55


展示ではNEX-VG10に据え付けられていた。画質チェックしてみたが十分実用に耐える。コンパクトでフタ付き、ソニーMバッテリーが使える機動性が魅力。HDMIならどれでも受けるらしいので、EOSとの接続で問題なければ買おうと思う。

そしてツァイス/コシナブース。
目玉は昨年9月にツァイスから発表されて以降、コシナの方では情報が出てなかったDistagon T* 1.4/35 ZE/ZF.2


この画角の単焦点でフィルター径72mm、重量830gのヘビーレンズ。配布されていたコシナのツァイス製品カタログによると、希望小売価格19万4000円とこれまた超ヘビーなレンズだが、性能は折り紙つき。APS-Cだとほぼ標準レンズになるが…金を貯めなきゃ買えない…
近日発売予定のツァイス純正フィルターの他、ストラップも展示されていた。


他にも、マイクロフォーサーズ規格第一弾のレンズNOKTON 25mm F0.95をはじめ、
新製品として一眼レフ用のHELIAR classic 75mm F1.8 SL II、Mマウント互換のNOKTON 35mm F1.2 Asperical VM IIを展示していた。


 


最後は富士フイルムブース

ついに国内発表となったFinePix X100の初お披露目?となるハンズオンは、係員が10分間制限で丹念に説明してくれる展示方法。
私は終盤に行ったが、行列はたえず15分待ちぐらい。人気と自信の程を伺わせる全面展開だった。





他のブースはシグマやタムロン以外ほとんど巡ってないのでゴメンなさい。
更新再開とか書いておきながら、随分久々にまともなエントリー。
これからもこんな頻度で更新していきます。